日当山駅近くには・・・
“西郷どんの宿”のすぐの場所に“蛭児神社”という神社があります。
祭神の蛭児尊は、イザナギの神とイザナミの神の間に産まれた神様で、
漁業、航海、商売の神として信仰されています。
言い伝えによると、二神は蛭児神を大変かわいがっていましたが、
3歳になっても足腰が立たず、二神は嘆いて高天原から天磐楠舟に乗せて流しました。
そして、流れ着いた所がこの地で、不思議なことに天磐楠舟から
枝や葉が出て、成長し大木になりました。
その楠の実が落ちてなげきの杜一帯に繁茂しました。
歳月が経ち楠は朽ち果て空洞を生じ、根株のみとなり、
「神代の楠」として残っています。
場所:霧島市隼人町内
アクセス:JR日当山駅より徒歩約5分/鹿児島空港より車で約20分