山ケ野金山 公開日:
- 【ジャンル】
- 歴史・文化
- 【エリア】
- 横川
山ヶ野金山の歴史は、寛永17(1640)年、宮之城領主・島津久通が夢のお告げによって
発見したことに始まる。最も多いときで約2万人の鉱夫が働き、あまりの産金量の多さに
幕府から採掘の停止を命じられるほどであった。
江戸時代を通じて藩の重要産業であり、明治時代に入るとフランス人技師による鉱山の近代化が図られ、
明治40年には現隼人町水天淵に金山専用の発電所が建設されるなど産金量の拡大が図られた。
昭和18年に休山となるまで産出された金は約80トン。
現在も稼動している菱刈鉱山、佐渡金山に継ぐ産出量である。
- 住所
- 鹿児島県霧島市横川町上ノ
- 交通手段
- JR横川駅より車で約15分 鹿児島空港より車で約35分
- 備考
- 桜やツツジの名所として有名な丸岡公園が、車で約20分のところにあります。