幕末に活躍した薩摩の英雄、西郷さん。今年は没後140年の節目の年です。

県民は西郷隆盛のことを「西郷（さいごう）さん」「西郷（せご）どん」と呼び、今でもとても愛されています。

離島を含めて県内各地さまざまなところに西郷さんの逸話が残されていますが、なかでも大の温泉好きだったそうで、指宿温泉や川内高城温泉などゆかりの温泉地もたくさんあります。

霧島市隼人町に広がる日当山（ひなたやま）温泉郷も西郷さんが足しげく通った温泉地で、数ある中でも最も頻繁に訪れていたようです。

 

日当山温泉郷で行われた西郷隆盛講演会＆交流会に参加させていただきました。講師は西郷隆盛のひ孫、西郷隆夫さんです。

限られた時間ではありましたが、西郷さんのぼっけもん話（大胆なことの意味）や大切にしていた志や言葉の数々、その中でも驚いたのは、西郷さんは温泉地に家族を連れて訪れていたということです。実際はひとりで行くとまわりにたくさん人がついてきたり、何かを企んでいるのではないかと目をつけられるなどの危険からカモフラージュするためだったのではないかということでしたが、家族湯発祥の地といわれるここ日当山温泉郷で西郷一家も湯に癒されていたという発見にとてもうれしくなりました^^*

身内ならではのお話しを織り交ぜながらおもしろ楽しくあっという間の１時間でした。

その後は西郷隆夫さんを囲んで地元の人たちとの交流の場も設けられ、西郷さんと日当山にまつわるお話に花が咲きました^^*

 

 

来年にはNHK大河ドラマの放映も決定している西郷さん。日当山地区がますます熱気を帯びていくことでしょう^^*