月夜の竹灯籠
霧島市国分の城山公園登り口にある史跡金剛寺跡。
廃仏毀釈で建物こそ残っていませんが、5m以上ある石造りの層塔の島津義久公の墓や第十世真應上人の石室、歴世住職の墓碑があり、その当時は相当な大きさの寺だったであろうと推測されます。
大きな満月がぽっかりと浮かんだ昨夜、いつもは静かな金剛寺跡に3,000もの灯籠に蠟燭が灯され、昼間に見る景色よりさらに荘厳で幻想的な雰囲気に包まれました。
寺跡に並べられた灯籠は、2,300個の竹灯籠、400個のペットボトルでできた灯籠、つり灯籠100本、カラフルな色で賑やかなLED灯籠など200個が綺麗に列をなし、この日限りの史跡とキャンドルの融合で訪れた人を癒していました。
史跡金剛寺竹灯籠祭りは、NPO金剛寺招魂社保存会のみなさまをはじめ、地域の方々が協力して催されました。とてもたくさんのお客さまであふれていました。
関係者のみなさま、本当にお疲れさまでございました!とっても素敵なお祭りでした^^*