黒酢の仕込みについてお伺いしてきました!
霧島市福山町、隼人町では特産品である黒酢の春の仕込みが
そろそろ始まります。
3/29(火)に坂元のくろず「壺畑」情報館&レストランに
仕込みについて直接お話を伺いに行きました!
黒酢の仕込みは4人1組で行われます。
江戸時代から使われている薩摩焼の壺のなかに、
混ぜ麹、蒸した米、地下水の順番で入れ、最後に振り麹を水面に浮かべ落しぶたを作ります。
約4~5日経つと、とても小さな音でぶくぶくと壺の中でアルコールが
発酵する音が聞こえてきます。技師たちはひと壺ひと壺まるでわが子の
顔色を確かめるように壺に耳を傾けるそうです。
約3~4か月経つと、黒酢の発酵に変わります。
麹の落としぶたが下に沈み、水面に酢酸菌膜が張られます。
約6か月前後で、黒酢の発酵が終わり熟成に入るそうです。
このころの黒酢は、まだ色づきも薄くすっぱく技師たちの間では、
「若酢」と呼ばれているそうです!
技師たちは熟成を促す攪拌(かくはん)作業といって細い竹の棒で
壺の中をかき混ぜます。
若酢を6か月以上熟成し、時期、着色度、透明度、香り、味を
熟練した技師が確認し収穫判断します。
味の平均化を図るために、大きなタンクでブレンドした後
瓶づめされるそうです。
写真②:水面に酢酸菌膜が張られた様子
写真③:熟成途中の様子
写真④:左から「若酢」「約1年後の黒酢」「約三年後の黒酢」
明日4/1(金)~24日(日)の間、
鹿児島空港国内線1階 霧島市空港PRブースおもてなしコーナーで
「春の黒酢キャンペーン」が開催されます!
ひと壺ひと壺、我が子のように愛情を注ぎ作られる、
霧島の特産品である黒酢をぜひご試飲下さい!
キャンペーンの詳細は下記URLよりご確認下さい。