波立つ池のまわりで
10月26日の土曜日、大浪池へ行って来ました。
まず登山口から大浪池まで石畳の坂道が40分ほど続きます。
ここは紅葉をしている木はちらほら。今から色が出てくるのかもしれません。
池に着いてからは西まわりで周回をしました。
登山道の頭上の紅葉は色が褪せてきたように見えるものもありましたが、
すれ違う登山者の方々にお伺いしたところ、
「火口壁は今からもう少し紅葉が進むと見ごろを迎えるのでは?」とのご意見が多かったです。
どうやら見ごろ前だったようですが、
いつも紅葉時期を逃す私にとってはブルーの池を取り囲む火口壁の色とりどりの紅葉は、
ため息ものの美しさで十分満足でした!!
当日は風が強く吹いており、
大浪池には小さなさざ波だけでなく、池の主がいるかのような大きな波も立っているのが見えました。
はじめての周回コースからは韓国岳や周囲の山々も見渡せて、
火口に白い蒸気を蓄えた新燃岳の斜面からは溶岩が流れた溝のような跡もくっきりと見えました。
トレッキングマップによると2時間40分ほどと記載される周回コースですが、
写真を撮ったり、休憩ばかりしていたので4時間ほどかかりました。
風が強かったせいもあり、思いの外寒くネックウォーマーと手袋がとても重宝しました。
あったかい飲み物も体をあたためてくれました。
山に登られる際は、防寒対策もどうぞお忘れなく。準備万端で秋の山をお楽しみください!
そして心地よく疲れて冷えた体は、温泉でしっかりほぐすことをオススメします♪
ずいぶん寒くなりましたので、温泉の後は湯冷めしないようあたたかくしてお帰り下さい。
山と温泉がある霧島に暮らしていて、幸せだなぁと下山後の湯船の中でしみじみ思った秋の一日でした。
写真
1枚目 登山口近くの紅葉はまだちらほら。
2枚目 ひと足早いクリスマスのイルミネーションのようなツルリンドウの実。光沢ある赤色が目を引きました。
3枚目 新燃岳と高千穂もきれいに見えました。
4枚目 アキノキリンソウ。小さい花に近づくととても繊細な作りをしていました。
5枚目 見る場所によって景色が変わる火口壁の紅葉を楽しみました。
大浪池の紅葉の見ごろ
11月上旬ごろになりそうとのお話を伺いました(えびのエコミュージアムセンターより) 10月27日確認
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