入戸(いと)火砕流模式地 公開日:
- 【ジャンル】
- 自然
- 【エリア】
- 国分
錦江湾の湾奥に位置する霧島市の海岸線。
遠くに桜島を望む風景はまるで巨大なクレーターのなかにいるようだ。それもそのはず、
ここは今から約2万9000年前に大噴火したカルデラだからだ。
この時の噴出物のひとつが、教科書にも登場する「シラス」と呼ばれる火砕流堆積物。
学術的には「入戸火砕流」とよばれ、その名の由来となったのが、霧島市内にある。
また非溶結部(かたまっていない部分)の印象が強いが、
溶結したものも霧島市内では多くみることができる。有名な犬飼の滝もこの地層にかかる滝である。
- 住所
- 鹿児島県霧島市国分重久
- 交通手段
- JR国分駅より車で約15分 鹿児島空港より車で約20分
- 備考
- 近くに止上神社があります。