霧島ジオパーク「水」をめぐる歴史と文化を体感するコース!!
私たちが普段使っている水がどこからどうやってやってくるのか、
温泉はどうやって湧いているのかなどを探りに行こう。
鹿児島県の「かごしまの魅力発信人材育成プラン」事業の一環で、“鹿児島の歴史”や“おもてなし”をテーマに、高校生ならではの視点で観光マップやツアープランを企画するプロジェクトです!
霧島高校は霧島市観光協会の支援のもと、地元食材を使用した商品開発、山の日プレイベント「クリーン高千穂河原」、霧島山モンテフェス、ホテル実習など多くの活動に参加してきました。
そして今回、本校生徒がおもてなし活動で参加した「霧島ジオパーク水の旅(ジオツアー)」をベースに観光モデルコースを作るにあたり、「何事にも恐れず、新たな試みに全力でチャレンジする」という思いを込めて「霧高旅チャレ!」コースが企画されました!
霧島ジオパーク事務局専門員
石川 徹さん(33歳)
霧島の大地の魅力と人のつながりを探究し、そしてそのアピールをしています。ジオパークって何なのかいまいちイメージしにくいとよく言われるのですが、「霧島の大地とどううまく付き合って生きていくか」を考える場所のことなんです。今回のコースでいえば、私たちが普段使っている水がどこからどうやってやってくるのか、温泉はどうやって湧いているのかなどを探ることで、霧島の魅力やそれがもたらす恵みをさらに深く知ることができるのではないかと思います。
ここにはかつて霧島神宮がありましたが、1235年の御鉢火山の噴火の際、焼失してしまいました。
その後、霧島神宮は麓に移され、高千穂河原には古宮址のみが残っております。山からの土砂が流れやすい環境にあり、水はないものの河原のようにも見えます。高千穂河原の名前もそこから名づけられたのかもしれません。
霧島登山の拠点の一つでもあり、付近には売店や駐車場、ビジターセンターなどもあります。
お店の名前から首の長いキリンを想像してしまいますが、名前の由来は、『きり』しまのお茶とよかも『ん』を略して「きりん商店」と名づけられました。
その名の通り、店内には霧島周辺で作られたお茶やお菓子、地元のおばあちゃんが作った味噌だれ、この他、手作りの雑貨、布小物、器など店主こだわりの、「よかもん(良いもの)」が並ぶ霧島のセレクト物産店です。
店主が入れてくれる美味しい抹茶をいただきながら、「霧島のよかもん」を探してみませんか?
寺田屋事件で負った刀傷をここでゆっくりと癒したと言われています。川岸には、龍馬とお龍が実際に入浴したとされる温泉が残っており、その湯に触れることもできます。また龍馬資料館もあるので、龍馬ファンなら一度は訪れたいスポットです。
立ち寄り湯、無料の足湯もあるので、旅で疲れた身体を、龍馬気分に浸りながらリフレッシュするのもおすすめです。