満月の夜の高千穂峰
すっかり秋模様の霧島。えびの高原にもススキの穂が出はじめ、えびのの名の由来の「えび色」に染まっています。
さて9月6日の満月の夜、職員数名で高千穂峰からお月さまを眺めることを目的に登ってきました^^*
17時すぎに高千穂河原を出発し、まだ明るい山道をわいわい歩きます。林道の足元には赤く色づいたウリハダカエデが目立ちました。見上げると風当たりのよさそうな木の葉が紅葉していました。秋なんですね~。
林道を過ぎてガレ場といわれる岩肌がごつごつとしている道に変わると、メイゲツソウやイタドリ、ホソバノヤマハハコなど、足元に背の低い植物がよく目につきます。群生していてとってもかわいかったです♡
肝心な満月は、山頂では観られませんでしたが、背門丘(霧島神宮元宮跡)を過ぎて馬の背にかかるときにちょうど雲が晴れ、峰の稜線からポコンと現れてくれました!それはそれは明るくて大きくてまんまるい、ゴールド色のお月さまでした^^*
たまに雲が抜ける瞬間もありましたが終始ガスがかかって視界不良。日が暮れた後は登山道につけられた黄色いマーキングを確認しながら少しずつ下山しました。
普段あまり見ることのない山から見上げた満月。とっても最高でしたよ♡
霧島市観光協会では10月7日に「中秋の名月高千穂峰満月登山」を計画しています。おかげさまで定員に達しキャンセル待ちも多数のため受付を終了しました。
霧島市ふるさとガイドクラブでは毎月トレッキングイベントを開催していますよ!2017-2018霧島連山トレッキングイベント
夜の登山は真っ暗で登山道を見失う危険も伴います。
お出かけの際は十分な知識と必要な装備を持参し、ガイドさんをお願いするなど、無理のない計画を立てましょう。霧島ガイドクラブ連絡協議会の会員情報はこちらよりどうぞ。
メイン写真:稜線から神々しく現れた満月
写真2:ガスが抜けた瞬間の峰の稜線
写真3:メイゲツソウ
写真4:イタドリ
写真5:ホソバノヤマハハコ
写真6:えび色のススキ