霧島七不思議を訪ねて
お天気の良い日が続いている霧島。今日は少し風が強いようです。
昨日、霧島神宮の周辺を散策しました。目的は霧島神宮とその周辺に伝わる「霧島七不思議」を訪ねること。
霧島七不思議!?と思われた方もいらっしゃることでしょう。
霧島七不思議
その一 御手洗川 霧島神宮のほど近くにある。11月頃から4月頃にかけては涸れている川。不思議なことに毎年5月になると突然、清水が魚と一緒に湧き出すといわれる
その二 風穴 霧島神宮の旧参道に、いつもわずかな風が吹き出している岩穴があり、不思議に思った人が中を覗いてみると、なんと石の観音様が微笑んでいたという
その三 亀石 霧島神宮の旧参道に、亀にそっくりの岩がある。神様との約束を破ってしまった亀が岩にされてしまったといわれている
その四 文字岩 大きな岩の10㌢ほどの隙間にびっしりと刻まれた謎の梵字。人の手ではとうてい動かすことのできない岩の隙間に、誰がいつ彫ったのでしょう
その五 両度川 霧島神宮の側に毎年6月になると水が流れ出す川がある。この川は10日ほどでいったん涸れ、数日後再び流れ出すことからこの名がつけられたという
その六 夜中の神楽 その昔、真夜中の霧島神宮の社殿の奥で、突然、神楽が高々と鳴り響いたという。今でも時々、夜中に神楽に似た音色を聞くことがあるとか・・・
その七 蒔かずの種 霧島の山の中で、誰も種を蒔かないのに自然に稲が生えることがある。天孫降臨の神様が高天原から持ってきた種から芽生えたのか
実際に行ってみることのできるものは、亀石や風穴、御手洗川、両度川など。霧島神宮の参拝の際には、散策もかねて一緒に回ってみると新しい発見があるかもしれませんね^^*
写真には今回、七不思議のうちの御手洗川を掲載しています。透き通る水が川床の水草をそよそよ揺らし、とっても涼しげでした。
メイン写真 霧島神宮旧参道(亀石坂)
写真2 御手洗川
写真3 アナグマさんと目が合いました笑