えびの高原硫黄山の火口周辺警報及びそれに伴う規制について
ゴールデンウイーク中は、沢山の観光客でにぎわったえびの高原。お天気も良く絶好の登山日和が続きました。
5月9日午後7時20分、鹿児島地方気象台より、えびの高原(硫黄山)火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が発表されました。硫黄山方向が隆起する傾斜変動が繰り返しみられており、硫黄山火口内で噴出物が確認されました。硫黄山から概ね1㎞の範囲では、大きな噴石、風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に警戒してください。硫黄山火口周辺から1㎞以内の立ち入り禁止の規制が行われています。
●県道1号線について
・大型車規制
小林市南西環野(たまきの)料金所跡(生駒高原よりえびの方面へ2㎞の地点)から、えびの市大字末永原田展望台(えびの高原北展望)の間、約8㎞。
・通行止め
えびの市大字末永原田展望所(えびの高原北展望)からえびの高原(県道30号えびの高原小田原線との交点)の間、約5㎞ 。
●県道30号線について
・県道30号線を利用してえびの市へは通行可能です。
●えびのエコミュージアムセンターについて
・えびのエコミュージアムセンター及び第1駐車場は利用できますが第2駐車場(硫黄山側)は利用できまん。
●韓国岳登山について
・硫黄山付近からの登山はできません。旧えびの高原ホテル横から大浪池を通過するコースは可能です。なお、韓国岳山頂から硫黄山側には下山できないため、引き返すことになります。
●池めぐりコースについて
・百紫池入口から六観音御池展望台までの区間は利用できます。
・六観音御池展望台から不動池方面や甑岳方面へは利用できません。
●甑岳登山について
・県道1号線えびの市営露天風呂側からの登山はできません。
・白鳥温泉下湯から、「アバンダントしらとり郷土の森」を利用したコースの登山は可能です。
●登山届について
・いずれのコースを歩く場合必ず登山届を提出してください。
●硫黄山から主要な地点までの直線距離について
・県道1号線から県道40号線(新湯温泉)の分岐点 約5.1㎞
・丸尾交差点 約6.2㎞
・霧島神宮 約9.6㎞
・鹿児島空港 約21.7㎞
・霧島市役所 約25.0㎞
登山をされる際は、最新の情報を確かめて安全に楽しく行って下さい。
気象庁火山情報 http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/volcano.html
えびの市 http://www.city.ebino.lg.jp