天孫降臨御神火祭が行われました
毎年11月10日に行われる霧島神宮の御祭事、天孫降臨御神火祭が行われました。
御神火祭とは、霧島神宮の御祭神ニニギノミコトの天孫降臨の道しるべとして御神火を焚いてお迎えした故事に由来する祭事で、高千穂河原古宮址の斎場において夕闇迫る頃鑚り火により採火した御神火をうず高く積み上げた薪に点火。火柱を立てて燃え盛る御神火の前で神職が大祓詞を奉唱し、参列者の願いを託した祈願札、絵馬が焼納され世の中の不浄が祓い浄められます。
生憎の雨模様で高千穂峰山頂の頂上祭は中止となってしまいましたが、大変寒い中たくさんの方が傘をさして天高く燃え上がる御神火を見上げていました。