十三塚史跡公園
鹿児島空港から車で5分程走ったのどかな場所に『十三塚史跡公園』があります。
十三塚の由来は、かつて国分八幡神社(現在の鹿児島神宮)と大分県宇佐市の宇佐八幡神社の間で、どちらが正統な八幡宮か争いがありました。
その際、宇佐から派遣された密使が13人命を落としました。
たとえ敵の密使といえども不憫に思った里の人々は、その場所に13の塚を作ったそうです。
農業改善事業により、本来の史跡は失われたものの、記念碑と共に当時の縮尺及び原型を保存し移されたそうです。
周辺は、お茶や野菜・果物など霧島の特産物の産地となっています。